[ジッと視線は亜佐美を捉えたまま。その怯える様子を黙って見ていたが、]…………。[何も言うことなく踵を返すと、部屋を出て行こうとする。だが、扉に手をかけ押し開きながら肩越しに振り返ると、]…………ボクが人狼であるかどうかは置いておいて……それをみんなに言うんだったら、覚悟を決めることだね。[漆黒を向け忠告とも警告とも取れる言葉を言い残すと、扉を開けて部屋を出て行く。]