─ 中庭 ─
ん、大丈夫って、何が?
[驚いた声で問うキリル>>2:225の言わんとする所はつかめず、首を傾げて。
憂いを帯びた表情での説明に、じとーん、と、ベルナルトを、見た]
……お前、なぁ……。
[突っ込みは飛ばすものの、言った事決めた事を簡単に取り下げるヤツとは思っていない。
『総魔力量』だけに限って見たなら、恐らく適任は自分……な気もするが。
探査能力やらなにやらを引き合いに出されると、反論は出来ず]
ま……それならそれで、さっさと対策立てるしかねぇな。
もたもたしてっと、火のオッサンが実力行使に出ちまうし。
……どーにもならん、と思ったら、実力行使に躊躇いない、っつてたからな、さっき。
[ぐしゃ、と髪をかき上げながら口にするのは、先の魔人の宣告。
それに対するオリガの言葉>>2:228には、ただ、肩を竦めるだけしかできなかった]