ちょっと、副会長大丈夫?[よろけるようなら手を貸そうとするけれど、その手は取られたかどうか。そうしているうちに階段傍まで到着して。漂う臭いに左手で口と鼻を覆った]やっ……この、臭い……。[思わず足が止まった。その間にも誠は更に階段を下りて行く>>11。置いて行かれるのも嫌だったから、こくりと息を飲んで一呼吸置いてからその後に続いた]