─中庭─[中庭のど真ん中へ行くのに、道を1回しか間違えなかったのはきっと幸運。前にちらりと聞いた、ゲームに参加しようとぱたぱたと駆けてついた。目的の先生と、同じ顔の先生もう一人。近くにちらほら居る人らは、同じくゲームの参加者だろうか。思いのほか集まっている人数に、少しわくりと胸躍らせながら、勢い良く手を振った。]先生ー!ベッティ来ました!参加しまーす![反対側の手で持っていた紙を、ディルスタンの方へと差し出した。流石に月闇担当導師を間違うような事は無かったのでした。]