このきのこは、ユリアンが創ったものだから、
その事を残したい、とも、願う。
[名も、知も、残すためにあるものだから。と、語り部見習いは至極真面目な顔をしてきのこ畑の若い主を、翠の両目でじっと見返し]
嫌でなければ。
[その後の予定になるゲルダとユリアンを見比べ、そう付け加え>>11]
ああ。このあとは──
…あの少々忘れっぽい記録者が、
また依頼を忘れていないかを確認しにいかないといけない。
ユリアンが急がないなら──そしてボクでよいなら、
宿題に持ち帰りでもいいだろうか?
[エーリ兄の手で、どんな色が見られるのかも、見てみたい、と添えて伝えた。]