― 自宅 ―[帰宅してまずしたことは、買ってきてもらったものをそれぞれ所定の場所にしまったり流しを片付けたりで。それらが一段落ついたところで丁度お茶用の湯も沸いた。アーベルはまだ居ただろうか、もう居ないなら自分の分だけ、居るなら二人分の湯をポットに注ぎ。カップにも湯を注ごうとした、その時。]な――…っ!?[>>#0地震と見紛う程激しい地響きと音に襲われた。]