[巨大な爬虫類のように変化した腕の、金属で出来たような鱗にナイフが防がれる](厄介な…!)[その腕がカウンター気味に入りかけたのを紙一重でかわしつつ、しかしかわしきれずコートが少し削げたが、蹴りを放つ][身体の位置を少し入れ替えられた上、鱗の上からでは大したダメージは与えられない][しかし体勢を立て直す為に攻撃の手を緩め、戦闘のイニシアチブを渡したくない][無理な体勢のまま身体を預けると、力づくで窓に押し付け、ガラスを破ってもろともに飛び出した]