人狼物語 ─幻夢─

103 氷面鏡に映る彩


仕立て屋 ユリアン

[広間を出ていく者>>1:171がいれば見送り、入ってくる者が入れば目礼し、
ユリアンはその場に残っていた。

傍目には、老犬のために暖かな暖炉の炎を守っているように見えただろうか。

誰かに話しかけられれば、掠れ気味の声で応じただろう。
所在を確認する問いがあれば、客室でずっと眠っていたと答えるだろう。

>>1:123の話もするかもしれない。
そして、思い出しながら付け加えるだろう。]

 さっきここに来ていた、行き倒れの旅人だという……、
 あのひとも、夢で見たような気がする。
 変だな、初めて会ったのに……。

 こう、髪が広がっていてね。
 青い雪の上に……。

[変だなと繰り返しながら、視線はどこか遠くを見ていたか。]**

(21) 2017/01/16(Mon) 09:47:45

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