―寮自室・朝―
ねーすーごーしーたー!
[ドタバタタタ、と派手な音を立てながら着替え洗面エトセトラ。
だってゴミの日は今日で。こっちの当番だったんです]
…あり?
[中身を捨ててきたゴミ箱を元に戻そうとして。
周囲に散っている紙に気がついた。その一部には自分の名前]
なんだろ。マリィ宛の手紙だったら悪いんだけど。
[机から封筒を取り出して、残っていた紙片を回収しておいてみる。
時間が本気で足りないことに涙しながらパンを一枚だけ食堂で貰って、ラケットケースとスポーツバッグを手に学校へと*ダッシュした*]