― 宿・入口 ―[自衛団員>>10が走り去る音が聞こえてくると何度も瞬きをした。筋はもう残っていなかったけれど、色はまだ黒さが強かった]ヘルさん、どうして。エリザさんは助けてくれたのに。[返り血に濡れているデザイナー>>10に問いかけた。止血しようとしている加工師>>18の声が聞こえて、首を横に振った]