え?[壊れない?の声に、そっちを見ると同時にばきっ、といい音がした。]………………ふーちゃん、ごめん。弁償するわー…。[ばらばらとペンだったものの欠片が落ちる。指が一瞬、ビリリと震えるような動きをみせて触手に変わったが、ほんの一瞬だったために残像のように見えただろう。]