─試験当日/エアフォルシェン湖湖畔・集合場所─[赤い浴衣を着流し、背にティティエンを従えて湖畔へとやって来る。首元には竹筒が一つ、紐で括られ提げられていた]こごで良いんけ?『リー、あそこだ』[ティティエンが尻尾である方向を指し示す。そこには自分とさして年の変わらぬように見える男性と、年下らしき女子が見えた]あんれが、特別講師。おぉい、ライヒアルトっちゅーんは、おめがぁ?[事前に担当導師から名を聞いていたために呼びかけて。草履を履いた足でライヒアルト達の傍へと近付いた]