こんにちは。
シスターは ……あれ、イレーネ来てたの?
イレーネのお父さんも。
[目的の人物より先に、年下の少女へと意識が向く。当人が目覚めていたかは兎も角。
なお彼女の父親が男性陣の中で“例外”である理由には、少女がいつも楽しげに彼の事を語るから、というのが一つある。
兎も角彼らと団長には挨拶を向け、他の男性陣は一旦スルーしつつ]
そろそろ帰ろうかと思って。
……え、外そんなに酷いの?
[シスターに声を掛ければ、泊まって行くことを勧められ。
先の行商人のこともあって渋るものの、最終的には苦い顔で頷くことになる**]