……ぁー……。[気がつけば、ベルナルトとキリル、二人の姿はなく。ち、と舌打ち一つ。自分から行くと言ったベルナルトはともかく、キリルは大丈夫なのか、と。過ぎるのは、そんな思い]ったあ……めんどーだな、コレ。[はあ、と大きくため息をついた後。少し思案して、もう一人の旧知の方へ蒼の瞳を向けた]オリガ、ちょい。……一つふたつ、相談してぇことがあんだけど、いいか?[口調は常の通り軽いが、瞳に宿る光はいつになく真面目なものだった。多分きっと、『珍しい』と思えるレベルに。**]