― →ナターリエの部屋前―[男は決して急ぐことなく、その部屋へと向かった。先に立つ2人の背後から部屋の中の惨状を見て、眉を顰める]……相討ち、という事か。[死の直前の彼女の望み>>4:172通り、その死を悲しんではいたのだろう。それは人間に対するものと変わらず、他人に対するものとも変わらない。男はそっと十字を切って]