……お?[似たようなものとはなんだ、という、頭の中だけに響く黒もふの反論を聞き流していた所にかかる、声>>22]ああ、確かに、俺がライヒアルト=シュヴァルツェリヒトだが……。[言いながら、声の主を天鵞絨の瞳でじぃ、と見る。右腕の漆黒が、はたり、と尾を揺らした]……学院の、生徒、か。[龍連れでこんな所にくるのは、大抵は試験の関係者だろう、と当たりをつけて、問いかけた]