……っ![翳した手に集うのは、紫紺の光。それはちょっと剣呑というかなんというかなもの──銀の刃を備えた大鎌の形を取って、華奢な印象を与えがちな手に収まる]……っせい![現れたそれを、両手で持って切り下ろす。当たる当たらないに関わらず、最初のひと振りの後、それは光になって消えてしまうのだけれど。**]