─ 数時間前:一階/室内庭園 ─[近付いた先に倒れる、ふたつの身体。片方は、骸。もう片方は───]……あ、生きてた。[声と、薄らと開いた瞳>>20に、僕は思わずそんな言葉を零した]『鬼』─── ベルナルトさんの、こと?……………うん、死んで る。[問いかけ>>21に視線をジラントからベルナルトへと向けて、息をしていないことを確認すると肯定の言葉を返す。愉しげに見えるベルナルトの表情に、笑ったまま死んだアナスタシアの顔が重なって。薄ら寒い思いが身を襲い、紡ぐ声が引き攣った]