─ 『蝕』翌日/泉 ─[慌てて駆ければ息も上がる。駆けた先には先客>>17が居り、睡蓮の花を手にしているのが見えた]はぁ…っ、はぁ……。……クレム、君?………っ はぁ…。もし かして、睡蓮、折ったの…?[息を整えながら声をかけ、目に付いたことを問う。睡蓮と祭壇は触れてはならないとされている。村生まれではなくとも、長年暮らしている彼も知っているはずだけれど、『蝕』のこともあったから、不安に駆られて疑いを彼に向けてしまって*いた*]