いちいち吹っ飛ばされてたら、試合になんねーもんっ!
[そうでなくても防具一式はそれなりの重量物。
着けて立ち回るからには、足腰はしっかり鍛えている。
……というか、でなければ速攻主体の戦術はとれない、というのは余談としておいて。
軽く返しながらの薙ぎ払いに対するは、掬い上げる動きのほうきの柄。>>23
力押しには、得物の材質的な意味でもちと弱い。
故に、青いホースの束は見事に跳ね上げられて]
……わた、とっ!
[勢いによろめくものの、後ろに向かって飛び退く事でどうにかバランスを取り]
やっぱ、長柄モノつぇぇし……そろそろ、決める気でいかねーと、かな。
[呟いて、輪っか状のホースの束をぐ、と握り直した]