[小さく吐息零して、再びユーディットへと目を向ける]――…ギュンターの爺さん、さ。少し変わった力、使えるって言ってただろ。そういう力が道標になるんじゃないかって思ってた。けど、――…爺さんは人狼に襲われて覚悟を決めて立ち向かおうとした結社員でさえ人狼には敵わないんだって、知れた。そんな状況で、さ。爺さんみたいな力がある奴は出てこい、なんて言えないよなぁ。[声を落として独り言のように呟いた]