[塵一つなく―とは箒掃除と彼女の性格からは言い難いが。掃除を終え、道具をしまおうと所定位置までほたほた歩きながら、まだ帰ってこない同僚の事を思い出した。]
そういえばジョルジュさん、まだ帰ってこないけど…また道草くってるのかしら。
もう…今は手が空いてるからいいけ、ど
[といいかけて、不穏なものを察知し、くいんと顔が家の中、台所方面へと向けられる。と、ほぼ同時に耳に届くのは、聞きなれた破壊音。]
あああぼっちゃま―!
何やってるんですかー!?
[見なくても名前が出るあたり慣れたもの。
それでも怪我などしてないかと、心配そうに台所方面へと*駆け出した*]