― 二階/廊下 ―
[部屋を出て、少し歩いた所で呼び止められた>>5]
……ヒューバートさん
[恐らく、硬かっただろう表情が少し和らぐ。
何よりも先に、肩口の傷を見咎められて、それには大丈夫と返した。
問われたのは予想通りの事で、こちらも、簡潔に結果を返す]
オードリーさんを殺したのは、やはり彼でした。
……彼は、恐らく人狼です……最後まで自白はしませんでしたけど。
[最後まで、その言葉で結果は知れようか。
自身がそう確信した理由を話して、最後に落とされた言葉には]
……仕方がありません。でも、これで終わるはずです。
[そう言って、その後わずかながらの会話を交わして別れる。
……終わらないとは、その時は思いもしていなかった**]