─ 自室→アーヴァインの部屋 ─
……ん……だいぶ、静かになった?
[翌朝、目が覚めた頃には、風はだいぶ静まっているように思えた。
ベッドから起き出し、視界をはっきりさせてから、身支度を整える]
んー……アーヴ小父、起きてるかなぁ。
こないだの話、今の内に返事しとかないと……。
[先日、聞かされた遠方の医師の話。
治療費の事は心配するな、とは言ってくれたけれど、そういう問題でもなくて。
ともあれ、治療を受けるか否か、その辺りの事を話しておきたい、と、養い親の部屋へと足を向ける]
おはようございます……アーヴ小父、起きてらっしゃいます?
[ドアをノックし、声をかけるも返事はない。
その事に、あれ? と首を傾げた]