[死神、天上青、そんなノクロの説明に、エトの同意に、頷いた。わかった、という言葉のかわり。ノクロが荷物を拾ってくれたのを見ると、慌てて、でも、]ありがとう。[ちゃんと息を一つ吸い込んで、言った。いつもみたいに笑ったつもりが、ちょっとぎこちなかった。と、ユーリが走ってくる。自分の名前を呼んでいる。そちらを見て、瞬いて。その口からミレイユの名が出ると、表情が曇った。茸粉をノクロに渡されて、うん、と頷いていたから、言葉もすぐには返せない。]