―篝火前―[どれだけの時間が経っただろうか。不意に立ち上がるマクシームに気付き、] んぁ?どした?[「ちょっと」と言うのを聞いて、察する。家まで戻るのかと思っていたが、繁みの方へと向かって行き。] おいおい…。あんま遠くまで行くなよ!(見えるとこでされても困るが…。)[暗闇に消えて行くマクシームの背を見送った。ほんの少しの間だ。そう思って、一人ロランから借りた本を読み耽った。あまりに遅いようなら様子を見に行くつもりで。**]