[エーリッヒがいたら、という言葉>>24には、そうかと、小さく頷いて、それから二人の顔をじっと見た]
…俺には、今の状態で見分ける力は無いが、君達は、仕込みとやらを受けていないと判断する。
だから伝えておく。
オトフリートとエーリッヒは確実に、今度の事件とは無関係だ。
そのことだけは間違いない。
だから…この中には導師の言う、よからぬ事を企んでいる連中に操られているかもしれない人間がまだ居るということになる。
ふわふわや、もふらいおんはもちろんだが…そちらにも気をつけてくれ。
[二人が信じるかどうかは判らない。だが、誰にも伝えず一人でどうにかしようなどと思うのは違う、と、そう思えたから、伝えることにした。それは或いは、エーリッヒのおかげでもあったかもしれない]