[白引持ったままの手を抱え込もうとした時。大きな手が肩にかかり>>24、火炎の気が流れ込んできた。翠樹の力は誕生を司るもの。炎の破壊の後に命の芽吹きを導くもの。強すぎる力の前には散らされてしまうけれど、気遣って触れられたから。それは支えとできる力になった。槍持ったままの手で蔓環を押さえる。半ばまで千切れながらプチプチという音は止まった]