[どこからか聞こえた、誰かの恍惚とした笑い声と。辺りの空気を染める鉄錆の臭い。灯台に近付いていった自分が先に気付いたのは、どちらだろうか。そのどちらにも導かれるように、そちらに足を向けて。見たものは、頭ではもうわかっていた、光景。]……エルゼ、さん…ゲルダさんを、食べてる、の?どう、して。[答えすら、わかりきった問いを、投げかけた。**]