―広間―そうか。後から来られるのかな、神父様も。[こちらも外の様子は知らないから、少女にはそんな言葉を返して]いいえ。こちらこそ、助かるよ。大事に使わせて貰おう。[頬を染める彼女に笑みを向け、また頭を撫でようと手を伸ばした。少女が奏者に手渡したプレゼントは見ているだけだったが、詳細を知ることがあれば少し笑ったかも知れない]