─廃墟・中央近辺ビル屋上─[ふわ、と舞い降りた先。飴色はやはり、一瞬だけ銀へと惹かれるが、すぐに狐へと向き直る]……そーだねー、やること決まっちゃってる状態だし。それより何より……。[やや低くなる、声。左手が、右手の銀の蔦をつい、と撫でる]……殴る、って。決めたから。絶対、殴る。……Sturm,Anfang![言葉と共に、銀の蔦は銀の戦輪へと形を変え、右の手に。直後、低い体勢で駆け出して距離を詰め、横に構えた刃の輪を左から右へ向け横一文字に薙ぎ払った]