―青年の部屋―[先ずは青年を横たえ、廊下にあった雑貨屋の遺体を運び、その隣に並べた。前の二人の時もそうしたようにシーツを剥がし、けれどすぐに被せることはしない]申し訳ありません。[謝罪に応えは無い。頭を垂れ、暫くは動かなかった]護るべきは、貴方だったかも知れないのに。