うぁぁぁぁぁーーーーーっ![意識を手放しそうなほどの激痛を、叫ぶことで必死に紛らせる。 散る紅は、直様サーシャが押し当てたガーゼに吸い取られた。]……――っ、ぁ……。そ、そのまま……。[問う声に>>24、頷き。 やがて、流血は収まる頃に包帯を巻いてもらう。 止血してもらったとは言え、それでも。 ナイフを抜いた時の失血に震え、まともだった右目も霞んでいた。]