異界開門、介盟友、喚、如地重力。[握った剣の剣先から、練成特有の火花が散り。姿を現したのは一番最初の剣と似た幅広の両手剣。違って居るのは鈍い光を宿す、灰銀の刀身。ずしりとした感触が柄を握る手に感じられる]どうなっても知らねぇ、ぜ!![笑みと共に振るう重き剣。男でさえも両手でやっと掲げられるそれをぐるりと回し。弾丸の如く迫るゼルギウスに合わせ、下から上へと振り回す。斬り上げると言うよりは、叩き上げると言った方が正しいか]