─元宿屋・広間─
[声をかけても最初は反応が無くて。>>24
む、と眉根を寄せていたが、白猫によってエーリッヒがオレの方を向くと、にこっと笑いかけた。
…笑っても男性的にならないのが癪だが]
おー、覚えてたか。
久しぶりだなぁ。
[荷物を抱えたまま、オレはエーリッヒの傍へと寄る。
移動した先で一旦荷物を下ろすと、座っているエーリッヒの頭をくしゃくしゃと撫でた]
ちったぁでかくなったか?
いや、でかくなられるとオレが困るが。
今何してんだ?
[しばらく会っていなかったから、コイツが何をしてるかなんて知らない。
病気がちだったし、自宅療養しながら何かやってるのかな、なんて思った]