人狼物語 ─幻夢─

103 氷面鏡に映る彩


仕立て屋 ユリアン

─ 回想・広間にて ─

[華やかな雰囲気の女性が広間へ入ってくる>>8と、合わせたわけでもないのに、皆の視線はそちらへ向いただろう。
「カルメンって……あの?」>>0:167
と声をかけるオトフリートとは年齢も近いし、子どものころ親しかったのかもしれないと、ユリアンは勝手に解釈して。

村では数少ない若い女性。
しかも、着飾らなくとも目立つ容姿だ。
ユリアンとしては、第一の顧客になって欲しかった、のだけれども。

エーファに話しかける>>9カルメンから視線を外し、傍らの愛犬へ手を伸ばす。
その黒い毛を撫でながら、誰にも聞こえない声でつぶやいた、]

 残念……。

[仕立て屋を仕事としてやっていけるかどうかわからず、意気込んでいた時期だった。
婚約の噂を雑貨屋の客のおしゃべりで聞き込むと、確かめもせずに彼女の屋敷へ向かったのだ。]

(29) 2017/01/14(Sat) 08:42:58

SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
人狼物語 幻夢(和名&ver.Schwarzes) by azuma
幻夢学園 by seileitoh/日向星花
人狼審問画像 by kiku2rou
黒い森 by 坂無炳吾
トロイカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 by きりのれいん
人狼物語 星影 by kayu
バナー画像 by Silverry moon light