[危険かもしれないほうに常連客を行かせたくないのか宿の親父はすこし返事を渋ったけれど、じっと見つめていればしぶしぶと口を開いた] 入り口のほう、か…… ああ、大丈夫。危険なとこには近づかないから。 ただどうなったのかは、ちょっと確認してくる。[だからそれが危険だと、と引きとめる声は聞かない振りで村の出入り口へとむかう。 その途中、子供を宥めている学者先生>>25を見つけ] おや、先生。 無事なようで何より……凄い音がしたけれど、大丈夫かねえ。[あせった様子もなく声をかけた]