……何あれ。もしかして、パソコン?
[時代ががった室内には、どうにも似合わぬ四角い物体。
興味をひかれて歩み寄る。
もしかして、の予想通り、それはやや旧式のデスクトップで]
ぅぉぅ、こんなんまだ動いてるのね……てゆーか、なんでこんなとこに箱?
[呟きながら何気なくディスプレイを覗き込み。
表示されるメッセージに、きつく眉を寄せた]
……なんだよ、コレ。
『LiG』の初日シスメじゃないの。
[思わず上げた声は、別に潜めていたわけじゃないから、多分、他にも届いたはず。
ともあれ、どーなってんの、とパソコンを操作してみるが、何をやっても動く気配はなく]