[あたふたと落ち着かないまま、ベルナルトの話>>18に少し俯かせた顔を上げ]
そ、そうなのですか…?
[よく言われる、と言うものの。よもや、こんな風に使用人に声をかけるのが常なのか…と斜め上の想像を。
少しだけ唇をとがらせかけて、あわててカップに口をつけて誤魔化し]
先祖代々…長く、御任せされている御役目なのですね…。
[自分の主人にあたる者は、代々受け継がれ。其処には、役目の誇りやら信念やらを熱を込めて語る主人が、毎度立つもの。]
ふふっ、警備も立派な御役目ですわ。御屋敷の当主も、同じ御役目ですから。
有難うございます、…。
[至極嬉しそうに、微笑みを返しながら。あまりに行った事の無い所が多すぎて、決められそうにない。]
ベルさんの御勧めされるところがあれば、是非。
[頬の火照りは少しだけ落ち着いたようだが、別の熱が瞼に沸いている。またごまかすようにカップに口をつけるが、その一口で花茶は其処をついた。]