[勢いに乗ってくるん、と回る竹ぼうき。>>28
向けられる笑みに、何となく楽しくなって、無意識に似たような笑みを浮かべた]
……従兄のにーちゃんが、「祭りみたいなもん」って言ってたけど、なーんか、わかった気がする。
[なんて小さく呟いた後]
おうよ、決着つけよーぜっ!
[ばしっと決める、という叫びに元気いっぱい答える。
上段からの振り被り、真っ向う打ち合うにはいろんな意味で不向き──となれば自分が取るのは『得意手』になるわけで]
……っせぇぇぇぇいっ!
[気合と共にこちらも踏み込みつつ、ホースの束を横に流し。
抜き胴宜しく、腹を狙って繰り出した。*]