─ 森の中 ─
[ぴょーい、と飛びついた仔犬は相手の様子を気にすることなく受け止められ>>26、すりすりとフォルカーの胸に額を擦り付ける。
問いかけられて、顔を持ち上げると口をかぱーと開けて、笑うような表情でフォルカーを見上げた]
わかるよ!
フォルカーからおそろいの匂いがするー。
[両親や兄弟とも同じ属性は当然馴染み深く、仔犬は安心しきった様子で尻尾を振った。
抵抗されなければフォルカーの頬を舐めそうな勢い]
ぼくね、森で遊んでたんだけど、いつの間にか知らない場所に来ちゃったの。
ここどこなの?
[流石に妖精界ではないと理解して、フォルカーとベアトリーチェに鼻先を交互に向けながら問いを投げた*]