―→談話室―
[個室へと向かう途中、談話室から声が漏れ聞こえ歩みを止める。
そと覗いてみれば件の老尼僧と自衛団長の姿がある。
先ほど別れたばかりのミリィ>>22や肩に鳥をのせるアーベル>>21
マテウス>>27へと会釈し口を開こうとするが、
イレーヌ>>28に気付くとはたと瞬き老尼僧へと歩み寄ってから声掛けた。]
お話はもう終わった?
――あの、ね、アップルパイも美味しかったから
…、っと、シスターもまだなら無くならないうちに
食べた方がいいと思うの。
[子供の頃からの呼びかけをし掛けて、シスターと言い直しながらも
やはり向ける言葉はどこか子供思わせる口調が仄かに滲む。]