いえいえ、お粗末さまでした。
……こちらこそ、良き時間に感謝します。
[やがて席を立つ郵便屋。>>17
挨拶に返す言葉、それは裏のないもので]
ええ……また、お会いしましょう。
[向けられた言葉もそのまま受け止め、穏やかに笑みながらその背を見送った後。
改めて向き直るのは、子猫思わせる警戒心を示す、呪歌使いの卵]
やれやれ、やっぱり嫌われてますか。
[口にする言葉はどこまでも冗談めかした調子。
素直な態度で返された言葉と、楽しむ、という言葉>>1:267には、眩しげに目を細めるものの、それ以上の言葉は尽くす事無く。
卵が席を立つならば、白花と黒蔦の導く外への道を教えて見送り]