─ 第二階層・食堂→通路 ─……よし、誰もいない。[別に、ここでは見られたからと言ってどうこうされる、という事はないのだが。幼い頃に遭遇した『事件』は、過剰に本質を隠させる]さぁてぇ、と。まだ時間はあるし……ちょとあるこかな。[使ったカップを片付けると、ぴょい、と椅子から立ち上がり食堂を出る。そのままてん、てん、と廊下を進み]……なに、してん?[目に入った同僚と少年の様子に、首を傾げた]