― 前日・ヘンリエッタの部屋 ―[扉を叩くと気配二つ。片方はメイド長かと思いながら、名を返し入出の許可を得てから扉を開ける。]失礼します。お嬢様、オードリーさんが、後で時間が欲しいって。届けた服を着て着心地を確かめて欲しいと。[それは今日になるか、明日になるか。おそらく明日かとは思いながらも、そこは彼女らとメイド長の都合に任せる事にした**]