[泣きじゃくったままの涼を軽く抱いて、頭をそっとなでる。今は何もいえなくて、それしか出来なかった。外から、聖の声がする>>29]はい…覚悟して、来てください。[必死に感情を抑えて、外に声をかける。涼を抱いたまま、聖がやってくるのを待った]