[空中であれば、自在に舞えるこちらが有利。それとわかっているからこそ、多少の余裕はあった]は、真っ向勝負くるか。[支えを断ち切り、迫る様子。口の端が、笑みの形の弧を描く]……そういう事なら。[刹那、『龍眼』に宿るのは、底知れぬ光]受けて、立つ![羽ばたき一つ。羽音は二種。飛び込む死神を迎え撃つよに。異形の右手の鉤爪が繰り出され]