―北エリア・林―[オクタヴィアの射撃――ライヒアルトを狙うと見えたは、錯覚。 砲弾により爆砕された木の破片は、こちらへ向けて降り注ぐ] しまっ――[咄嗟に両腕を交差させ、顔を庇う。 次々と激突しては通り過ぎて行く破片。 その内の一つの感触がおかしかった。 どうにかやり過ごしたと思い腕を動かした瞬間、それは激痛に変わる] ぐっ……刺さった、だか……