一度も連絡しなかったもんなぁ。ほんとごめん。
今は、町の楽団に混ぜてもらって、あちこち演奏して回ってるんだ。
病気とかはしてないから大丈夫だよ。
[簡単に今何をしているかを伝えて、傍らにおいた楽器ケースを見せて、ほっとした様子>>28のイヴァンに笑みを返す。
あの人たちのことだから、男の事などそうそう話題にすることはないだろうということはわかっていたし、昔世話になった人には報告にいくつもりでいた。
こうしてイヴァンに話したことで、彼から他の村人にも話しは伝わっていく事を少し期待して。
話している間に警戒が薄くなったのか、近寄ってきた黒猫>>29を撫でて毛並みなどを密かに堪能する。
もふもふは正義、と心の中で思っていたとかいないとか。*]