―― 翌朝・客室 ――[胸騒ぎがして目を覚ます。左肩が妙に重くて。] ……やっぱり、ギュンじーさんには言った方がいいかなぁ。[そう呟きながら起き上がる。早朝で、まだ他が起きている気配はない。服を調え、部屋を出てろうかを見ると、戸が開いたままの部屋に気付いた。そこはギュンターが使っていたはずだと、中を覗けば姿はなく。] 散歩……じゃない、見回りでもしてるのかな?[そう思ってその姿を探すが宿泊施設には見当たらず。外か教会かと悩んで、教会のほうへと足を運び]